【沖縄旅行】サラリーマン卒業旅行で行った沖縄一人旅でやりたかった3つのこと

2021年12月10日(金)から17日(金)まで、沖縄県を中心に7泊8日の一人旅をしてきました。

少し早めにサラリーマン生活から卒業することを決めていたので、私の中では、卒業旅行&自分へのご褒美旅行的な意味合いがありました(と書きましたが、そこまでたいそうな思いで出かけたわけではありません・・・)。

 

さて、今回の旅行でやりたかったのは

  • 事前スケジュールを決めずに自由に行動する
  • 移住先候補地・名護市の様子を体感する
  • 久高島に行く

の3つ。

いたって私的なお話で、特におもしろくもなければ役立つこともない内容ですが、それぞれについて記していきます。

 

事前スケジュールを決めずに自由に行動する

私は旅行が趣味で、以前は一人で1泊~2泊で旅行(主に登山でしたが)に出かけていました。

中でも沖縄が大好きで毎年、必ず旅行に行ってたのですが、ここ数年は嫁さんと2人で行くか、息子たちも一緒に家族で行くようになっています。

 

旅行のスケジュールを立てるときは、

「せっかく旅行に行くのだから、自分以上に家族皆に楽しんでもらいたい」

と、家族それぞれの希望を聞きつつも、

「あそこに連れて行ってあげたい」

とか、

「ホテルはここにして、晩ご飯はこの店で」

など、しっかりと事前リサーチを行った上でスケジュールを組んで出かけています。

 

旅行計画を立てるのはとっても楽しいし、現地ではスケジュールをもとに行動するほうが失敗は少ないのですが、とはいえ、少々、スケジュールに縛られるキライがあるのも事実。

そして、何らかのハプニングが起きたとき(一番多いのは、嫁さんがその場の思い付きで発する突拍子もないリクエストを受けたときで)、いろいろなことを調べ直し、ときにスケジュールを組み替えるわけですが、元のスケジュールをしっかりと作っていればいるほど、スケジュールを組み換える時に感じるストレスは大きくなります。

ちょこっとグチを書かせていただくと・・・。

旅行に行くとき、私の嫁さんはいつも100%「連れて行ってもらう」モード。なので、事前にどんなスケジュールなのか説明していても、それらは全く頭に入っていません。

地図が読めないので、キョリ感や移動時間を考えられないみたいですし、あと、お金のこともまかせっきり(ひどいときは自分の財布すら持ってこなかったことも)。

移動している最中、スマホをいじってネットで見つけた情報をもとに、「あそこに行きたい」「あれ、食べたい」と唐突に言い出すこと多々なのですが、それらはめちゃくちゃ遠い場所だったり、営業時間が短くて間に合わないなど、実現不可能なリクエストが多いのです。

で、なぜそれが無理なのかを説明し納得させるのが本当にメンドくさいのです。

なのでここ数年は、付き合いの良い次男を巻き込んで、2人だけで旅行に行くことは極力減らしておりました(苦笑)。

 

と、まあ、このように家族でちゃんとスケジュールを組んでいく旅行にはメリットがあるもののデメリットもありますが、今年の10月に1週間、家族4人で宮古島と沖縄本島を旅行したときに、

「次は絶対に1人で来て、好きなように旅しよう」

と思っていました。

で、今回、事前にスケジュールを組むことなく、自由に動く旅行としたわけです。

 

とりあえず、出発日と往路航空券、そして初めの宿泊2泊分だけ予約を入れて、あとは気が向くまま移動する旅行としました。

申請した有給休暇の関係で12月19日(日)が帰京のリミットでしたが、結果、

10日(金) 東京発~名護市

11日(土) 名護市

12日(日) 与論島(鹿児島県)

13日(月) 那覇

14日(火) 久高島(南城市・那覇泊)

15日(水) 竹富島

16日(木) 竹富島

17日(金) 竹富島~石垣島~東京

と過ごし、一人旅を十分に堪能できましたので(あと、天気が崩れる予報だったため)少し早めの17日(金)の帰京となりました。

 

移住先候補地・名護市の様子を体感する

私は現在、東京都に居住していてサラリーマンをやっていますが、退職後はプチ移住計画を持っています。

移住先はもちろん沖縄!ということで、10月に旅行がてらにぐるっと沖縄本島を一周し、移住先候補地を下見して回りました。

 

事前にリサーチしていた候補先をいくつか回った中で、一番ピッタリと来たのが名護市。

今回は、もう一度、名護市を訪れて、現地で寝泊まりしながら、自分の足で街中を歩き、街の様子を体感し、彼の地での実生活をイメージすることが目的だったんです。

 

名護市のランドマーク的存在である十字路に着いたときは、何というか・・・、ほっこりする懐かしさを感じて、泣きそうになりました・笑。

名護市には実質2日の滞在で、「もう、ここで暮らすしかない!」との思いがますます強くなりました。

 

会社にはすでに退職する旨を伝えていて、来年3月いっぱいでサラリーマン生活とは一応のオサラバ。

以降、準備やら何やらをこなしながら、来年中(2022年中)には引っ越しを完了させる予定です。

※予定より数か月遅れましたが、2023年4月に名護市に移住しました!

 

久高島に行く

沖縄県・南城市にある「聖なる島・久高島」。

この久高島に行くことも今回の旅行でやりたかったことの3つ目です。

 

久高島は、決してメジャーな観光地ではありませんが、琉球の創世神アマミキヨが天からこの島に降りてきて国づくりを始めたという琉球神話の聖地の島。

 

こちらの存在を知ったのは今から8年前、知人からいわゆるパワースポットとしてすごい場所があると聞かされて、いつか行ってみたいと思っていて、実際、何度も行くチャンスはあったのですが、都度叶わず、今回、ようやっと行くことができました。

 

ちなみに、久高島は

 呼ばれた人だけが訪れることができる島

なのだそうです。

(呼ばれなかった人は、タイミングが熟していないか、本当に神様に拒否されていて、行こうとしてもたどり着けないんだとか)

予定していたのに急にスケジュールが合わなくなって行けなくなったり、ずっと天候が良かったのに、急に海が荒れてフェリーが欠航し、行くに行けなくなった、なんてことがままあるそうです。

 

私が訪問したときは、港まで行ったものの、伊豆の火山噴火による軽石の影響で、フェリーは欠航していると聞いて、マジでイヤな予感がしたんです。

でも、間引きで運行ながら高速船が動いていたので、それに乗って訪れることができました。

無事に久高島に到着できたのは、きっと神様にお呼びいただけたからだと思っています。

 

自転車を借りて、島内をぐるっと巡ってきました。

誰もいない浜辺に、まるで歌の歌詞のように流れ着いたヤシの実を見つけたときは、

「本当に、こういうことがあるんだ・・・」

って、感激しました。

 

そして、神が下りたもうた聖なる地・ハビャーン。

こちらにたどり着いたときは、ただただ、感無量でありました。

 

残念ながら凡人の私は「パワーを得られた!」といった感覚にはなれませんでした。

それでも、ずーっと憧れの地であった久高島に本当に来ることが出来た、夢のような時間でした。

 

サラリーマン生活の卒業旅行

ほとんどフリースケジュールで行動した7泊8日の一人旅。

目的であった

  • 事前スケジュールなしで自由に行動する
  • 移住先候補地・名護市の様子を体感する
  • 久高島に行く

は十分堪能できました。

 

振り返ってみると、時間のロスがたくさんあった一方で、持て余した時間もいっぱいという感じです。

この所在のなさこそが勝手気ままな一人旅の良いところ、と思ったりしています。

そして何より、めったにない贅沢な時間を過ごすことができたので、サラリーマン生活の卒業旅行として、本当に良い思い出に残る旅になりました。