【沖縄旅行】宮古島にある「うえのドイツ文化村」にわざわざ行くだけの価値はあるか?

宮古島旅行の旅レポ、第二弾です。

今回は、あまりおすすめしない観光スポット「うえのドイツ文化村」のご紹介します。

※あくまで管理人個人の感想を記したネガ記事となります。

 

宮古島は、3つの大橋に「与那覇前浜」、「砂山ビーチ」、「東平安名岬」などなど、見どころがいっぱい。

どこもとてもキレイで、「宮古島に来て良かった!」と満足できるところばかりですが、「西平安名岬」は他の観光スポットに比べたら、かなり微妙でした。

そして、それ以上に残念な観光スポットがあったんです。

それは、「うえのドイツ文化村」です。

 

「うえのドイツ文化村」は、歴史的な背景を持つ宮古島とドイツの友好の証だそうですが、行ってみたら、南国リゾートとしては違和感と侘しさがありました。

ブログで悪口めいたことを書くのはいかがか?との思いはありますが、期待を大きくして行かれた方がガッカリしないように記しておきます。

 

事前リサーチでは訪問却下

宮古島旅行に出かける前、どんなところを見て回ろうかとネットで事前リサーチを行いました。

そのとき「うえのドイツ文化村」も検索で出てきたので、ブログなどを読んでいたら、中には「良かった」「楽しかった」と書いている人がいるにはいたんですが、あまり評判はよろしくありません。

で、なんとなく南国リゾートにはそぐわない場所だということで、プランからは却下し、行くまで「うえのドイツ文化村」の存在すら、忘れていたんですが・・・。

 

ホテルのすぐ近くが「うえのドイツ文化村」

旅行初日、宿泊先であるホテル「ブリーズベイマリーナ」まで車での移動でした。

ホテルに近付くにつれ、なんかお城っぽい建物が見えてきます。

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「なに?あれ」

と思いながら車を進めていたら、このお城がホテルだった・・・、のではなく、ホテルに隣接する「うえのドイツ文化村」のシンボルだったんです。

 

違和感ありすぎの古城

ホテルにチェックインして、その日は晩ごはん以外、特に予定もなかったので、

「せっかくだからと」

散歩がてらにお城を観に行ってきました。

 

ホテルの前にあるビーチから「うえのドイツ文化村」を見ると、ごらんのようにな感じ。

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到着したのが6時過ぎと遅かったので、写真が暗くて分かりにくいですが・・・、ビーチに砂浜、元サンゴっぽい岩、南国特有の植物。しかし、その向こう側に、西洋風の古城・・・。

南国・宮古島で見るには、すごく違和感がありました。

 

誰もいない観光スポット

時間的に遅かったからでしょうけど、園内に入ると、人っ子一人おりません。

違和感あり過ぎのお城は「博愛記念館」といって、中は展示施設やドイツ貴族の衣装を着られるサービスがあったり、上階は展望室になっているようでした。

でもね、あまり入りたいと思える雰囲気じゃなかったですね。

 

さらに、古城の前の広場には、たくさんの小さな鯉のぼりがロープに吊られていました。

行ったのがゴールデンウィーク明けだったので、こどもの日のイベントをやっていたのだろうと思います。

誰も人がいない中で、風に吹かれる鯉のぼりが、いっそう侘しさを強めているように感じました。

 

休館中のパレス館

さらに進むと洋館が建っています。

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この洋館の名前は「パレス館」で、休館中でした。

驚いたのが、前の広場の敷き石。

手入れが行き届いていないようで、あちこちの石はひび割れていて、ぺんぺん草が生えています。

敷き石自体、波うっていて、つまづきそうになり、どんよりと沈んだ気持ちになったので、

「もう、帰ろう・・・」

と、早々にホテルに戻りました。

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おわりに

侘しさだけが残った「うえのドイツ文化村」。

南国リゾートにあまり似つかわしくない施設で、ここを目的にわざわざ訪れたわけではないし、入場無料だった(建物に入るにはお金が要ります)ので、腹が立つほどではありませんでした。

でも、もし、遠くから時間を費やして行ってたら・・・、きっとガッカリってなってたでしょうね。

関係者の方には申し訳ありませんが、私としては、あまりおすすめできない観光スポットです。