【沖縄旅行】小さな楽園!沖縄・久米島の見どころと参加したツアーの内容

嫁さんと80歳になるバアさん(義母)と3人で、ツアー参加で沖縄の久米島に行ってきました。

 

沖縄の離島というと、石垣島と宮古島の2つが2台巨頭で、久米島はどちらかというとマイナーな存在。

実際、島自体は小さく、観光スポットとして「これ!」という場所はあまり多くありません。

そのため、沖縄旅行の行先としての優先順位は低くなるのでしょうけれど、観光客が少ない分だけ

久米島は、とても気持ちの良い時間を過ごせる、まさに「小さな楽園」と呼べる島だと思います。

沖縄本島や石垣島・宮古島に行き飽きたという方、沖縄でのんびり・ゆったりと過ごしたいという方におすすめしたい静かな島です。

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久米島ってどこ?

久米島は沖縄県の西側にある島で、那覇空港から飛行機で30分程度で到着します。

最短経路だともっとはやく着きそうですが、防空エリア(=自衛隊や米軍機が使用するエリア)があって、民間航空機はそこを迂回するため、30分かかるとのこと。

フェリーだと3時間ほどで、沖縄本島からとても近い場所にあります。

島の大きさは沖縄県で5番目、外周は50km程度です。

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久米島ツアーの行程

私が参加したのは、阪急交通社の「【久米島イーフビーチホテル】 「はての浜」と癒しの久米島3日間」というツアーです。

内容は、

  • 羽田空港から那覇空港経由で久米島空港までの飛行機往復
  • 久米島空港と宿泊ホテル間の送迎
  • 【久米島イーフビーチホテル】2泊・2朝食・2夕食付き
  • はての浜観光ツアー
  • 島内半日観光

といったもの。

嫁さんとの嫁さんの母と3人での参加で、1人44,800円(プラス空港利用税580円)。

10月初旬とオフシーズンだったこともあり、格安で行けました。

 

久米島ツアーを選んだ理由

「久米島に行こう」と決めてから、最終的にこのツアーを選んだ理由はいくつかあります。

ツアー内容

まず、ツアーの内容が、

  1. 食事・観光付きで格安
  2. のんびりできる時間がたっぷりある

ことあげられます。

もともと格安なのに、行ったのが10月はじめの3連休にも関わらず、他の日程と同じ格安料金だというのが決めてのひとつ。

 

そして、もうひとつは、一緒に行った義母は現在80歳。

元気は元気ですが、それでもあまりスケジュールを詰め込みすぎると疲れきってしまいます。

なので、ホテルでゆっくりと自由に過ごせる時間が多いこのツアーが良いというのが理由です。

ちなみにツアーのタイムテーブルは、

 初日 : 羽田空港8時発、那覇空港で2時間の待ち時間の後、久米島空港着。ホテルに3時到着後、フリー。

2日目 : ホテル8時出発で「はての浜」ツアー。11時頃にホテル戻り、以降フリー。

3日目 : ホテルチェックアウト後、8時に島内観光。11時頃にホテルに戻った後、一旦フリー。15時の飛行機で那覇経由、羽田19時着(那覇で1時間の乗り換え)

というものでした。

 

旅行社を阪急交通社にした理由

ツアー旅行やパック旅行に行くとき私は、阪急交通社かクラブツーリズムを利用することが多いのです。

今回、久米島に行くにあたって、まずはこの両社でチェックしてみました。

すると・・・。 まったく同じ行程・同じホテルのツアーなのに、阪急交通社に比べクラブツーリズムのほうが4,000円高かったのですよ。

 

また、他にいくつかの旅行社を調べましたが、阪急交通社より安いところは見当たりませんでした。

ということで、阪急交通社で予約したのです。

 

このように、阪急交通社はリーゾナブルな価格のツアーがたくさんあって、私は重宝しています。

一方、クラブツーリズムは、自然を満喫できる旅行が充実しているので、こちらもおすすめですね。

両社とも一度、利用すると、毎月のように、パンフレットが郵送されてくるので、それをチェックするのも楽しいですし。

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久米島イーフビーチを選んだ理由

同じ行程で、割と近くにある「リゾートホテル久米アイランド」に泊るコースもありました。

こちらのほうが5,000円安く1人39,800円なので、お得感は大きいのですが、それでも「久米島イーフビーチホテル」の方を選びました。

 

私、今回の久米島が3回目で、1回目に「久米島イーフビーチ」、2回目は「リゾートホテル久米アイランド」に宿泊したことがあります。

「リゾートホテル久米アイランド」には悪い印象は全く無かったのですが、唯一、「ビーチに隣接していない」というところがイマイチだったんですね。

歩けばすぐにビーチに行けるのですが、間に防風林があって部屋から海を見れないですし。

 

一方、「久米島イーフビーチ」は、目の前がイーフビーチで、ホテルから水着のまま行けますし、もちろん、全室オーシャンビュー。

やっぱりリゾート感を盛り上げるには、海が見えたほうが良いということで選びました。

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久米島のみどころ

久米島には、あまり「これ!」という観光スポットはありません。

しかし、そこは沖縄、しかも離島ですので、なんと言っても海とビーチがとてもキレイです。

また、少ないとはいえ、久米島に来たなら抑えておきたい観光スポットはあります。

今回の久米島ツアーでは、それが全部、入っていました。

はての浜はおすすめ!

久米島の観光名所として、ダントツのおすすめスポットは、「はての浜」です。

「はての浜」は砂浜だけの島。 久米島からグラスボートに乗って、珊瑚のポイントを見せてもらいながら、30分くらいで到着です。

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壁の無い掘っ立て小屋と簡易トイレ以外、本当に何にもなくて、めちゃくちゃ開放感がありました。

近くでは遊泳やシュノーケリングもできますよ。

 

久米島島内観光

3日目は午前中を使って久米島の島内観光でした。

行ったのは、

五枝の松  ⇒  おばけ坂  ⇒ ミーフガー  ⇒  比屋定バンタ  ⇒  奥武島・畳石

です。

時間はトータルで3時間ほどでした。

「五枝の松」はとても立派な松の木、「おばけ坂」は本当は下り坂なのに登り坂に見えるという坂道です。

 

「ミーフガー」は、海沿いにある大きな崖。

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この形状もあってか、安産に良いとされるパワースポットです。

沖縄ではこのような大きな岩のパワースポットがいくつかありますが、ここも強力なパワーがあるらしいです。

残念ながら、私には何も感じられなかったですが・・・。

 

「はての浜」に次いでおすすめ観光スポットは「比屋定バンタ」。

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山の上のほうに設けられた展望台です。薄っすらと「はての浜」が見えました。

ちなみに「バンタ」とは、沖縄の言葉で「崖」や「絶壁」を意味するのだとか。

 

「畳石」はこちら。

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ここは、まあ・・・、うん、久米島に来たのだったら、見るべきかと(笑)。

 

泡盛の「久米仙」の工場

途中、トイレ休憩として、泡盛の「久米仙」の工場に立ち寄りました。

こちらで土産に、シークワーサーと梅の泡盛を買ったのですが、どちらも製造場所が奈良県で、ちょっとガックシきました(笑)。

 

泡盛を出荷して、加工は奈良で行ったものを、再度、久米島に戻して売っているということなんでしょうか、ね?

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私はあまりお酒が飲めないのですが、沖縄に来たときはこの久米仙をオリオンビールで割って飲むのが好きなんです。

ほんと、すごくおいしいので、お酒好きの人はぜひ試してください!

 

バスツアーの運転手がインパクトありすぎ

久米島の主な観光スポットを一回りした3時間のバスツアー、観光はもちろん良かったのですが、それ以上に運転手がインパクトありすぎでした。

運転手が客の点呼をしない

まず、ホテルを出発するときに、全員集合したかどうか点呼せずに、定刻に出発したんですよ。

普通だったらバスに乗り込む前に名前を確認するし、当然、全員揃っているかチェックしますよね?

でも、そんなの一切なしで、運転手は 「では、出発しま~す」 の一言だけで、そのまんま出発したのです。 もし、時間に遅れてた人がいたら、どうなってたんだろうと思いました。

(遅刻者はいなかったようですが・・・)

 

途中、何箇所かで下車観光しましたが、そこでも点呼なしで定刻出発していました。

運転手は、

「いない人、いませんよね~?」

と一応、確認はしてましたけど(笑)。

おおらかと言うか、アバウトと言うか、とにかくビックリでした。

 

運転手が観光ガイドを兼ねている

それともうひとつインパクトがあったのが、運転手が観光ガイドを兼ねていたことです。

バス内では運転しながら、久米島のいろいろな話をしていて、ずーっとしゃべりっぱなし。

おまけに現地についても、しっかりと観光ガイドをしてくれました。

運転手が観光ガイドを兼ねている観光ツアーも初めての経験で、とてもインパクトがありました。

 

おわりに

以上、沖縄・久米島ツアーの内容と見どころのご紹介でした。

「え?これだけ?」

って思われたかもしれませんが、観光的なの場所は、本当にこれだけです。

あとは、ホテルの目の前にあるビーチやほとんど貸しきり状態のプールでのんびりと過ごしておりました。

1ヶ所に留まって、ゆっくりのんびり過ごそうと思っていたので、ここ久米島はピッタリの場所でした。