今回は、石垣島旅行で参加した西表島・由布島・小浜島3島ツアーのご紹介です。
「水牛車に乗ってみたい」という家族のリクエストもあり、選んだツアー。
念願が叶って大満足!と言いたいところですが、正直、ちょっと切なくなりました。
西表島・由布島・小浜島3島ツアー
今回参加したのは西表島・由布島・小浜島3島ツアー。
行程は、
というものです。
朝8時に石垣港にある「西表島観光センター」に立ち寄り、受付を済ませます。

そのとき手渡されたのが、こちらのチケット。

乗船券にバス券、入場券なんかがセットになっています。
各観光ポイントや移動手段がバラで組み合わさっているもので、ツアーと言いながら最初から最後まで同じメンバーで行動をともにする、というものではありませんでした。
もちろん、添乗員さんはおらず、各ポイントで次々と交代する運転手さん、船頭さんに案内されるというスタイルです。
いよいよ出発。
石垣島のヒーロー、具志堅用高さんの像がある石垣港から高速船に乗って、まずは西表島に向かいます。

西表島仲間川マングローブクルーズ
港に着いたら、すぐに船を乗り換えて、仲間川マングローブクルーズに出発。
川岸に自生しているたくさんのマングローブを見ながら、仲間川を上っていきます。
上流にある船着場で一旦、下船し、そこから少し奥まったところにはえている大きなマングローブを見学しました。
由布島へ水牛渡り
小1時間くらいでしょうか、マングローブクルーズを終えて港に戻ると、そこでバスに乗り換えます。
クルーズで一緒だったほかの客は別のバスへ。
私たちが乗ったバスはご覧のとおり・・・、ガラガラです。
しばらくバスに乗っていると、由布島に渡る水牛車乗り場へ到着。
ここから、適当に振り分けられて、水牛車に乗ります。
御者さん?船頭さん?の一声で、水牛は対岸に向かって、ゆっくり、ゆっくり歩き始めます。。
急に立ち止まったと思ったら、その場で、
ジョボジョボジョボ
と用を足しています。
少し前を進む水牛は、
ドボドボドボ
と、う○こをしていました。
このあたりまでは、ご愛嬌なんですが・・・。
水牛が渡っているのは、海。結構な水かさです。
しかも、それなりの数の人が乗っているので、 相当、重たいはず。
そんな中を、対岸に向かって歩く水牛を見ていたら、健気と言うか何と言うか・・・、とっても切ない気分になってしまいました。
海に建てられた電柱の横を進む水牛車。新たにやってくるお客さんを迎えに、海を渡っていきます。
10分くらいの渡海で由布島に到着。すぐ目の前が植物園です。
園の建物の建物の中には、現在、がんばっている水牛の写真が飾られていて、それぞれ、ちゃんとした名前がつけられていました。
園内に入るとすぐに観光地定番の強制記念撮影。
こちらでは、とっても元気なおねえさんが、
「はい、みんなでウシッシー!(はい、チーズ)」
「よく撮れてます。バッチ牛(バッチグー)」
と笑わせてくれました。
園内には水牛の碑。

シーサーも水牛です。
植物園に全く興味のないウチの家族は、ソッコーで水牛車の待合所にもどり、ボーっとしながら、あたりの景色と行き交う水牛車を眺めて過ごしました。
帰りの水牛車では、ベテランの御者さんが三線の弾き語りを聞かせてくれました。
帰りの水牛も、健気にがんばっていて、その姿を見ると、やっぱり切なくなりましたね。
「はいむるぶし」の昼食
バスに乗って港まで戻ると、今度は船に乗って小浜島に渡ります。
まず行ったのは、ホテル「はいむるぶし」。
「はいむるぶし」とは、漢字で書くと「南群星」。八重山地方の言葉で「南十字星」を意味するのだとか。
ここでいただいた昼食は、沖縄料理のお弁当。
これにプラス、八重山そばやソフトドリンクが食べ飲み放題でした。
お味のほうは・・・、マズくはないけど旨くもないといったところ。
ホテルは、とってもキレイで、ゆったりしていたし、整備も行き届いていたので、
「今度はここに泊ってみたい」
って思いましたね。
小浜島観光
ホテルでしばらく過ごした後、小さめのバスにのって小浜島観光です。お客さんは私たち4人と、小さなお子さんを連れたご夫婦の7人でした。
小浜島はNHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台になった島。ロケで使われた場所が観光スポットになっていました。
すごく良かったのが展望台。
ここから、キレイな海が一望できました。
サクッと小浜島の島内観光をしたあと、港に帰って船に乗り、石垣島に戻りました。
おわりに
駆け足だった西表島・由布島・小浜島3島ツアー。初めて訪れた私たちにはちょうどいい内容でした。
チケット制の観光ツアーは初めてで、これもまた、少し自由がきいて良かったです。
何より、自分でスケジュールを組んで手配しなくて済むのが楽チンでした。
ただ、水牛車は・・・、切なさが残るものでした。